会社概要OUTLINE
- 会社名
- 株式会社さきぞう
- 設立
- 1972年3月21日
- 創業
- 昭和47(1972)年
- 資本金
- 5920万円
- 代表者
- 田村 元起
- 本社所在地
- 〒604-8001
京都府京都市中京区上大阪町530 SAKIZO本社ビル2階 - 電話番号
- 075-222-1818
- 事業内容
- ちりめん洋服、ちりめん小物類、作法衣の製造&小売
さきぞうブランドの軌跡TRAJECTORY

1972年さきぞう創作ちりめん布で洋服を創作、パルコ、西武百貨店、カネボウ・エマ等とOEMで全国の他の百貨店に展開しました。
シンガポールから西独フランクフルト、米国のロスアンゼルスとシカゴ、西欧のパリとロンドンに世界進出しましたが、1985年プラザ合意のドルと円の大きな為替変動で頓挫しました。
1987年から和装業界と訪問販売業界には、SAKIZOの商標を貸与し全国5,000~1万店舗に展開しました。
往時は年間50~60万着を創作していましたが、洋服のファースト・ファッション化を西欧進出時に体験、その時代の流れに対応すべく2005年を機に、直営店舗のみの創作に大きく転換し、現在は10,000~12,000着の創作を継続しています。
ちりめん洋服の存続を、弊社の誇りとして、日本の誇りとして存続させるための、大きな決断でした。
昨今、染色・縫製・機業に携わる人の減少や高齢化によって純国内生産は瀕死の状況と化しています。
特に丹後のちりめん洋服用の練り整理工場が閉鎖、品質の維持は困難になっています。
当然品質の低下は見るも無残で、さきぞう規格の品質を維持する事は出来ません。
幸い、2005年方向転換時に、さきぞうが制作委託していた機業から、加工途上も含め、さきぞう規格の縮緬白生地在庫は全て買取り保有しています。
現在、希少な縮緬を大切に少しずつ、品質の維持を保ちながらアトリエの自家縫製加工にてちりめん洋服創作を継続しています。
田村佐起三はパリコレ・デザイナーのテキスタイル・デザイン会社に従事、会得した、テキスタイル・プロデユース能力は如何無く発揮され、そのテキスタイル評価は世界に充分通用、また世界を牽引できるモノでした。
丹後や越前の機音が天橋立を通じ、京都木屋町・高瀬川の産湯で生まれた「さきぞう・ちりめん洋服」は今も、培った完璧な自家ハウスチェックを経て世界最高品質を維持しながら、現在2022年も大切に少しずつ、ちりめん洋服創作を継続しています。
ハウスチェックHOUSE CHECK

さきぞうのハウスチェックの信念は「100点の内一点でもお客様のお気に召さないものを創れば、無に帰する」と田村邇子は考えています。
よって、検針機のマザーアイは当然、人の技術や機械、人智を尽くして作品の完成度を日々高めています。
本年創業から50年目に。当初からのちりめん洋服をお持ちの方も随分といらっしゃるようで、
「さきぞうのちりめん洋服は大変長持ちして、娘が着て!娘から孫に・・・・」と言った継承のお話もして戴いています。
さきぞうのちりめん小物も同様に娘から孫にと仰って戴き、修理なども良く持ち込まれます。
お揃え直し承りALTERATION

さきぞう・ちりめん洋服工房では、ご購入いただきました商品以外でも、
通常に着て居られたお着物、晴れやかな舞台で着られたお着物、大好きで愛着が深いお着物の「お揃い直し」承ります。
- 通常ご着用のお着物を、
通常着にお揃え直し - 晴れの舞台でご着用のお着物を、
DORESSにお揃え直し - 大好きな、愛着のあるお着物を、
旅立ちの衣装にお揃え直し
等、お着物のお揃い直し何でもご相談賜わります。